低予算映画の帝王ロジャー・コーマンによるSFホラーの快作。自らを視力向上の新薬の目薬の実験台にする科学者のレイ・ミランドの目は、次第に透視能力が行き過ぎ何もかもが突き抜けて見えてしまう。もはや哲学的ともいえる衝撃のラストシーンが待っている。サイケデリックな視界の映像表現も一興。
|
1963/パテカラー/79分/ アルタ・ビスタ・プロ/AIP
(監・製)ロジャー・コーマン (脚)ロバート・ディロン、他 (撮)フロイド・クロスビー (音)レス・バクスター (出)レイ・ミランド、ダイアナ・ヴァン・ダー・ヴリス、ジョン・ホイト、ハロルド・J・ストーン |
|