惑星Xから来た男 (日本未公開) The Man From Planet X 1951

イングリッド・バーグマン主演の歴史劇「ジャンヌ・ダーク」(48)のセットを利用してわずか6日間で撮影された超低予算のSF映画で、チープでゴシック・ミステリー的な雰囲気がこの上なく心地よい。宇宙人と地球との接触が描かれた恐らくは最初の作品で(同年秋には「地球の静止する日」が公開)、SF映画における新たなアプローチの幕開けを告げる。

1951/モノクロ/70分/ ユナイテッド・アーティスツ
(監)エドガー・G・ウルマー (脚)オーブリー・ウィスバーグ、ジャック・ポレックスフェン (撮)ジョン・L・ラッセル (音)チャールズ・コフ (出)ロバート・クラーク、マーガレット・フィールド、レイモンド・ボンド、ウィリアム・シャラート
Jan 12, 2016 (tue)