「ローマの休日」、「噂の二人」に続いてオードリーと組んだワイラー最晩年のロマンチック・コメディで、贋作画家の令嬢にふんしたチャーミングきわまりないオードリーが夜中にベッドで“ヒッチコック”の本を読んで怯えているところに、泥棒(実は美術犯罪学の権威)のP・オトゥールが忍び込んでくるあたり、粋な演出もお手のものといった感じだ。
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1966/カラー/123分/ 20世紀フォックス
(監)ウィリアム・ワイラー (脚)ジョージ・ブラッドショウ、ハリー・カーニッツ (撮)チャールズ・ラング (音)ジョニー・ウィリアムズ (出)オードリー・ヘプバーン、ピーター・オトゥール、ヒュー・グリフィス、イーライ・ウォラック、シャルル・ボワイエ |
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