お茶と同情 Tea and Sympathy 1956

ブロードウェイの大ヒット劇の映画化。学生寮を舞台に、気の優しい青年と彼の唯一の理解者である寮長婦人の心の交流を描く。ミネリらしいリアリスティックな演出に拍車をかけるかのような、ジョン・カーと共に舞台でも同じ役を演じ、まさに当たり役となったデボラ・カーの女性の繊細な内面心理の表現力に胸を打たれる。

1956/メトロカラー/122分/ MGM
(監)ヴィンセント・ミネリ (脚)ロバート・アンダーソン (撮)ジョン・アルトン (音)アドルフ・ドイッチ (出)デボラ・カー、ジョン・カー、リーフ・エリクソン、エドワード・アンドリュース、ダリル・ヒックマン
Sep 29, 2011 (thu)