チェス狂 Шахматная горячка 1925

“クレショフ工房”から巣立った旧ソ連の巨匠V・プドフキンによる軽快なスラップスティック・コメディ。プドフキンといえばモンタージュ理論を実践した重苦しいテーマの社会派だが、ここではアメリカ映画のように明るい。1920年代のモスクワの空前のチェス・ブームを背景に、チェスに熱をあげる若者とそれに愛想を尽かして服毒自殺を決意する婚約者がチェスの虜になるまでをコミカルに描く。

1925/モノクロ/20分/ メジラプポム・ルーシ
(監)フセヴォロド・プドフキン (監・脚)ニコライ・シピコフスキー (撮)アナトーリー・ゴロヴニャ (出)ウラジーミル・フォーゲリ、アンナ・ゼムツォワ、セルゲイ・コマロフ、ヤーコフ・プロタザーノフ、ユーリー・ライズマン、ホセ・カパプランカ
Apr 15, 2008 (tue)