宿命の窓 Penthouse 1933

大物ギャングを助けて法曹界から締め出された弁護士が、敵対するギャングの元情婦殺害容疑の友人を救うため単身捜査に乗り出す。最後には主人公と結ばれる、本格的に売れ出してきた頃のM・ロイが愛らしい。一発撮りが信念のヴァン・ダイグだけに、犯行現場の決定的証拠となる“窓”から弾道の角度を検証するシーン等、説明不足で荒削りな部分も目立つ。

1933/モノクロ/90分/ MGM
(監)W・S・ヴァン・ダイク二世 (脚)フランセス・グッドリッチ、他 (撮)ルシアン・アンドリオット、ハロルド・ロッソン (音)ウィリアム・アクスト (出)ワーナー・バクスター、マーナ・ロイ、チャールズ・バターワース、メエ・クラーク、ナット・ペンドルトン
Aug 7, 2011 (sun)