主人公のエドモンド・オブライエンが“自分が殺された殺人事件”を告白しに警察に飛び込んでくる冒頭から物語に引き込まれる。わけもわからず新手の毒を盛られるという設定が絶妙で、男は毒が体内に完全にまわってしまうまでの残された時間の中で、真相解明のために都会を孤独に駆けまわる。原題の“D.O.A.”とは“Dead on Arrival=到着時死亡”の意。
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1950/モノクロ/83分/ ユナイテッド・アーティスツ
(監)ルドルフ・マテ (脚)ラッセル・ラウズ、クラレンス・グリーン (撮)アーネスト・ラズロ (音)ディミトリ・ティオムキン (出)エドモンド・オブライエン、パメラ・ブリットン、ルーサー・アドラー、ネヴィル・ブランド、ビヴァリー・ガーランド |
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