ノーボディ・リヴズ・フォーエヴァー (日本未公開) Nobody Lives Forever 1946

ハリウッドの“赤狩り”の影響(と言われている)で持病の心臓病を悪化させ39才の若さで他界したジョン・ガーフィールド。ハードボイルドな人物像の裏に隠された憎めない人懐こさのようなものが本作でもよく現れている。相棒の枯れたチンピラにふんした名脇役ウォルター・ブレナンの燻し銀のような哀感漂う演技も特筆もの。

1946/モノクロ/100分/ ワーナー・ブラザース
(監)ジーン・ネグレスコ (原・脚)W・R・バーネット (撮)アーサー・エディソン (音)レオ・F・フォーブスタイン (出)ジョン・ガーフィールド、ジェラルディン・フィッツジェラルド、ウォルター・ブレナン、ジョージ・トビアス、ジョージ・カラリス
May 4, 2008 (sun)