倒れるまで Kid Galahad 1937

30年代のワーナーの専売特許といえるギャング映画を下敷きにしたボクシング・ドラマの傑作。純粋無垢な妹が自分が育てたチャンピオンと恋仲になっていることを知ると常軌を逸した八百長試合を仕組むエドワード・G・ロビンソンに、敵対する商売敵で氷のような凄味を利かせるギャングのハンフリー・ボガート、ロビンソンの愛人で映画に花を添えるベティ・デイヴィスも申し分ない。

1937/モノクロ/102分/ ワーナー・ブラザース
(監)マイケル・カーティス (脚)シートン・I・ミラー (撮)トニー・ゴーディオ (音)ハインツ・ロームヘルド、他 (出)エドワード・G・ロビンソン、ベティ・デイヴィス、ウェイン・モリス、ハンフリー・ボガート、ハリー・ケリー
Jan 24, 2016 (sun)

旅回り一座 (日本未公開) The Wagons Roll at Night 1941

1941年、映画史に「ハイ・シェラ」と「マルタの鷹」が登場し、ハンフリー・ボガートはハードボイルド映画のスターとして確固たる地位を獲得する。両作品の間に公開された本作は、同じワーナーの秀作「倒れるまで」(37)の、ギャング映画の要素を排し題材をボクシングの興行からライオンの曲芸を見世物とする旅回りのサーカス団に置き換えたリメイクというべき内容となっている。

1941/モノクロ/84分/ ワーナー・ブラザース
(監)レイ・エンライト (脚)フレッド・ニブロ・ジュニア、他 (撮)シドニー・ヒコックス (音)ハインツ・ロームヘルド (出)ハンフリー・ボガート、シルヴィア・シドニー、エディ・アルバート、ジョーン・レスリー、シグ・ルーマン
Jan 20, 2016 (wed)

ミッドナイト (日本未公開) Midnight 1934

色恋ざたで男を殺した女に陪審員として死刑判決をくだした父親に、ボーイフレンドを撃ってしまったと娘が打ち明ける。若きボギーがギャングのボーイフレンドで助演した道徳的な犯罪メロドラマ。

1934/モノクロ/76分/ ユニヴァーサル
(監・製・脚)チェスター・アースキン (脚)ポール・シフトン、他 (撮)ウィリアム・O・スタイナー、他 (出)シドニー・フォックス、O・P・ヘギー、ヘンリー・ハル、ハンフリー・ボガート、マーガレット・ワイチャーリー
Jan 19, 2016 (tue)

トゥ・アゲインスト・ザ・ワールド (日本未公開) Two Against the World 1936

'31年の社会派ドラマ「特集社会面」のリメイク。舞台は新聞社からラジオ局に変えられ、エドワード・G・ロビンソンが演じた主人公をハンフリー・ボガートが演じる。数字重視のラジオ局が20年前の殺人事件を蒸し返して発表し、悲劇が起きる。ボギーは、ゴシップ報道を糾弾するラジオ局のディレクターを好演している。

1936/モノクロ/64分/ ワーナー・ブラザース
(監)ウィリアム・C・マクガン (脚)マイケル・ジャコビー (撮)シド・ヒコックス (音)バーンハート・コーン (出)ハンフリー・ボガート、ビヴァリー・ロバーツ、リンダ・ペリー、カーライル・ムーア・ジュニア、ヘンリー・オニール
Jan 18, 2016 (mon)

ビッグ・シティ・ブルース (日本未公開) Big City Blues 1932

ニューヨークに上京した青年が、大都会の喧騒に翻弄され、殺人容疑まで着せられた挙句、有り金全部だまし取られてしまう。結局3日間で帰郷するハメになるが、恋に落ちたショーガールと再会の約束をした青年は、意気揚々と家路に向かうのだった。デビュー間もないハンフリー・ボガートが端役で出演。ケンカっ早い、インテリ風のプレイボーイでインパクトを残す。

1932/モノクロ/63分/ ワーナー・ブラザース
(監)マーヴィン・ルロイ (脚)ワード・モアハウス、他 (撮)ジェームズ・ヴァン・ツリーズ (音)レイ・ハインドーフ、他 (出)エリック・リンデン、ジョーン・ブロンデル、ウォルター・キャトレット、ジョビナ・ハウランド、ガイ・キビー
Jan 18, 2016 (mon)